「通話録音」の版間の差分

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意外とニーズが多いそうなので簡単に解説。
 
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注意:通話を録音する際には法的な問題がないかどうかを、まずクリアにしてください。
 
注意:通話を録音する際には法的な問題がないかどうかを、まずクリアにしてください。

2007年12月24日 (月) 14:46時点における版

意外とニーズが多いそうなので簡単に解説。 注意:通話を録音する際には法的な問題がないかどうかを、まずクリアにしてください。 Asteriskではモニタなどの機能で通話録音が可能です。

アプリケーションを使用する

次のような記述を行うことで、通話録音を行えます。

[record-out] 
exten => _0.,1,Set(CALLFILENAME=${EXTEN:1}-${TIMESTAMP}) 
exten => _0.,2,Monitor(wav,${CALLFILENAME},m) 
exten => _0.,3,Dial(ダイアルアウト先など)
exten => _0.,4,Congestion 
exten => _0.,104,Congestion

この例では0番発信した場合の相手との通話を全て録音します。録音されたファイルはWAVフォーマットで /var/spool/asterisk/monitor/ の下に置かれます。
Monitorのオプションを何も指定しない場合には通話は-inと-outというふたつのファイルに分かれて記録されますが、上記の例のように"m"を指定していると、通話終了後にsoxmixが呼び出され通話はひとつのファイルに保存されます。

automon

Asterisk 1.2からはautomonと呼ばれる動的なモニタ機能が追加されました。
次のような記述を行います。

exten => _0.,1,Set(DYNAMIC_FEATURES=automon)
exten => _0.,2,Dial(ダイアル先,60,W)        <--"W"オプションを付ける
exten => _0.,3,Congestion

"W"オプションを付けてDialコマンドを実行すると発呼した側に録音の許可がなされます。相手と通話中にダイアルした側から"*1"をプッシュすると録音が開始されます。小文字"w"を付けると着信側に録音が許可されるので、着信extenではこちらを使います。録音されたファイルは同じく/var/spool/asterisk/monitor/ の下にauto-が先頭についた名前で保存されます。