「Pjsip 機能拡張」の版間の差分

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(複数レジスト)
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上記の例ではphone1はphone1@192.168.1.27:5060と:phone1@192.168.1.14:60614からRegisterされています。この返値をDialコマンドに渡せば複数のUAに対してダイヤルします。
 
上記の例ではphone1はphone1@192.168.1.27:5060と:phone1@192.168.1.14:60614からRegisterされています。この返値をDialコマンドに渡せば複数のUAに対してダイヤルします。
 
  exten => 2001,1,Dial(${PJSIP_DIAL_CONTACTS(phone1,phone1))
 
  exten => 2001,1,Dial(${PJSIP_DIAL_CONTACTS(phone1,phone1))
このように書くことでphone1に対してRegisterしている2つのUA(電話機)に対してダイヤルすることができます。
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このように書くことでphone1に対してRegisterしている2つのUA(電話機)に対してダイヤルすることができます。<BR>
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ACD機能ではないので内線の複数収容には向きませんが、あるユーザにひとつのユーザIDとパスワードを発行し、デスクフォンとスマートフォンを同時に使わせるような場合には便利です。

2018年10月26日 (金) 20:17時点における版

chan_pjsipではchan_sipでは実現できなかった機能が提供されています。

複数レジスト

同一のユーザ名/パスワードで複数のUA(SIPクライアン)トがRegisterできます。
AORのmax_contactsがこの数を制御します。endpointでRegisterするタイプのクライアント、要するに電話機等ではAORでmax_contacts = 1を指定することで、Asteriskに対してRegisterしてくるUAを1にしますが、これをmax_contacts = 4に設定すると、4つまでのUAがRegisterできるようになります。
EndppointやAORの設定はAsterisk pjsipのページを参照してください。
ただし、ダイヤルする際の引数がこれまでとは異なるので注意します。
Dialの引数にはファンクション、PJISP_DIAL_CONTACTSを用います。

${PJSIP_DIAL_CONTACTS(phone1,phone1)
書式:PJSIP_DIAL_CONTACTS(endpoint[,aor[,request_user]])

上記の例ではエンドポイントphone1でAORもphone1のダイヤル先を取得します。
このファンクションは次のような値を返します。

PJSIP/phone1/sip:phone1@192.168.1.27:5060&PJSIP/phone1/sip:phone1@192.168.1.14:60614;rinstance=1b2883b26cbc3051

上記の例ではphone1はphone1@192.168.1.27:5060と:phone1@192.168.1.14:60614からRegisterされています。この返値をDialコマンドに渡せば複数のUAに対してダイヤルします。

exten => 2001,1,Dial(${PJSIP_DIAL_CONTACTS(phone1,phone1))

このように書くことでphone1に対してRegisterしている2つのUA(電話機)に対してダイヤルすることができます。
ACD機能ではないので内線の複数収容には向きませんが、あるユーザにひとつのユーザIDとパスワードを発行し、デスクフォンとスマートフォンを同時に使わせるような場合には便利です。