「ひかり電話対応」の版間の差分
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==ソフトウェア・アプライアンス== | ==ソフトウェア・アプライアンス== | ||
ハード的なゲートウェイを使用しなくてもソフトウェアだけで接続も可能です。Asterisk等と同一筐体にインストールして使用することができます。<br> | ハード的なゲートウェイを使用しなくてもソフトウェアだけで接続も可能です。Asterisk等と同一筐体にインストールして使用することができます。<br> | ||
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2017年11月29日 (水) 14:15時点における版
Asteriskをひかり電話で使用する方法です。ひかり電話のプロトコルに関してはひかり電話 プロトコルのページへどうぞ。
NTT回線に接続するためには
平成24年5月1日以降にリリースされたAsteriskを使用し、NTT-E,NTT-Wのひかり電話に接続する場合はAsterisk直収、認定品経由接続に関わらず自営端末の適合検査またはソフトフォン適合検査を受け合格する必要があります。
NTT-E適合検査のページ
NTT-W適合検査のページ
ひかり電話(ホーム向け)
NTT東日本管内
以下の3機種はPPPoEパススルーの機能により,既にPPPoE対応ルータで構築されたネットワークを介する事ができます。しかし,些細な設定でも再起動の動作を行う事から,PPPoEのセッションが度々切れてしまいます。そのため,初期設定や実験などは,既存のネットワークとは別に,独自のネットワークを構築して行う事をお勧めします。
また、ひかり電話からレンタルされるルータを、ひかり電話専用TAにしてしまうこともできます(→ひかり電話Tips)。
- RT-200KI
- 特にパッチ等は必要ありません。Asterisk 1.2系以降で使用可能です。
- RT-200NE
- Asteriskにパッチが必要です。RT-200NE対応パッチのページを参照してください。
- PR-200NE
- RT-200NEの使用方法と同じです。
- RV-230SE
- 特にパッチ等は必要ありません。Asterisk 1.4のみ確認済みです。但し、複数Registerはできない。
- RV-A340NE
- RT-200NEの使用方法と同じです。
- RT-400NE
- RT-200NEの使用方法と同じです。
- RT-S300NE
- RT-200NEの使用方法と同じです。なお複数チャンネル使用の場合でも複数Registerする必要はありません。(1つのみでOK)
- 複数番号契約時に副番号を使用して通話する場合は、dial時にSIPAddHeaderにて送出番号を設定します。
冒頭記載の通り、最新のAsteriskを使用する場合は直収、レンタルルーター経由接続にかかわらず自営端末またはソフトフォンとして接続事業者に接続公認してもらう必要があります。どうせ同じ手続きをするわけですから、直収してしまうのがお勧めです。特に、ひかり電話オフィスタイプを導入する予定の場合は、ひかり電話(ホーム向け)で直収し、安定運用を確認してから、オフィスタイプにグレードアップするとスムースに移行することができます。
NTT西日本管内
ひかり電話ビジネス
電話番号は固定系の電気通信番号(0AB-J)を用い、固定電話相当(カテゴリA)の音声品質を持つサービス
プロトコル構成
プロトコル構成は、以下のOSI 参照モデルに準拠した階層構成
呼制御系
RFC3261、RFC2327、RFC2617、RFC3323、RFC3325、RFC3264、RFC4028、JJ-90.24、RFC768
通話
RFC2833、RFC3550、RFC768
ネットワーク構成例
NTT東日本の場合
■NTT局側 SIP Server(グローバルIP)
┃VLAN?専用回線?
■NTT局側 Gateway(プライベートIP)
┃Bフレッツ or BusinessEther
■Asterisk(プライベートIP)
┃社内LAN
■IP電話機
NTT-Eからインターフェイス情報が開示されているので、開示内容によりAsteriskインストールのサーバーとONUを直結し、Asteriskから直接REGIST可能
- Asterisk 1.6以降
- セッションタイマーが実装されていますので、Asteriskから直接REGIST可能です。
- Asterisk 1.6への課題のように設定してください。
- AP-5100VoIP #43のひかり電話ビジネスタイプ Asteriskを接続可能
NTT西日本の場合
- AP-5100VoIP #43のひかり電話ビジネスタイプ NTT西日本用をGatewayにしAsteriskを接続可能と思われる
ひかり電話オフィス
ひかり電話オフィスタイプ。3~8チャネル、1~32番号まで使用可。
プロトコル
オフィスタイプのプロトコルは通常のひかり電話のプロトコルと同じです。アクセス回線も同じBフレッツハイパーファミリーですが、電話用優先帯域が300k→1Mbpsになっています。
自分自身(追加番号含む)に発信すると486 Busy Hereエラーになります。
ただし、アクセス回線がフレッツ光ネクストで、Asterisk直収した場合は契約チャンネルの範囲内であればエラーとはならずに接続することができます。
終端方法
VG820a等がRT-200KIのようにSIP Gatewayの役割をしてくれればいいんですが、 現状ではその機能は持っていません。 そのため、オフィスタイプを終端してAsteriskに収容するには次の3つが考えられます。
VG820aかVG420a でアナログ終端
- Asterisk側は安価なFXOインタフェースを使用できます。
- 発信時、自番号がポート単位になるので、Asteriskから指定できません。
- エコーの問題が発生します。
VG820iかVG420i でISDN終端
- ISDN自体には自番号の指定機能がありますが、VG420iの機能制約で自番号を指定できません。
- Asteriskで使えるISDNインタフェースは高価なものが多く、FXOインターフェースが割安なことを考えると、VG820a/420aの方がいいかもしれません。
- 104問題があるかもしれません。
直接AsteriskからSIP REGISTER
- 冒頭記載の通り、最新のAsteriskを使用する場合は直収、認定品経由接続にかかわらず自営端末またはソフトフォンとして接続事業者に接続公認してもらう必要があります。高価な接続機器を購入orレンタルする必要もないですし、どうせ同じ手続きをするわけですから、直収してしまうのがお勧めです。なお、ひかり電話(ホーム向け)で接続公認をし、同じ機器構成でオフィスタイプにグレードアップする場合は再公認手続きは不要です。
- 申込み時に認定品の接続機器購入(orレンタル)を提案されますが、接続機器を介さず、自営端末(Asterisk)のみで接続できる旨を説明すれば接続機器なしで契約可能です。あまり前例が無いようなので申込み時に苦労するかもしれませんが、オフィスタイプ導入の前にひかり電話(ホーム向け)で直収している場合は、回線のグレードアップである旨を伝えればすんなりと契約してもらえます。
- NTT西日本補足
- RT-200KIと違い、VG系の機械はCTUに直結して別セッション張ります。そのため、最低でもVoIP用の別LANを用意する必要があります。
- VG系の機械にはWAN/LAN端子がありますが、VG側がSIP Gatewayとして動作するかどうかは未検証です。
ひかり電話オフィスA(エース)
フレッツ 光ネクストまたはビジネスイーサ ワイド(最大300チャネル*1、7,000番号)
Netcommunity VG-X + AP-5100VoIP で回線接続
- Netcommunity VG-X と AP-5100VoIP #43のひかり電話ビジネスタイプ でAsteriskを接続可能(NTT東日本で確認済)
NTT西日本の場合
- SR-60VNを使用してasteriskと接続可能。4回線4番号で発着信、会議など問題無く使用できた。OG410Xaでは複数のregisterや外線発信特番の設定などができない。
ソフトウェア・アプライアンス
ハード的なゲートウェイを使用しなくてもソフトウェアだけで接続も可能です。Asterisk等と同一筐体にインストールして使用することができます。