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[[画像:NTT_WI-100HC.jpg]]<br> 「ひかりパーソナルフォン」という名前でNTT東西が2005.11に発売した「ひかり電話」ルータ RT-200KI/RT-200NE用コードレス電話。でも実はWiFiなSIP電話機なのです。<br> NTT直販価格で17,800円(税込)。 ==Asteriskの設定== *sip.conf 205番で登録してます。 [205] type=friend username=205 secret=<パスワード> canreinvite=no host=dynamic callgroup=1 pickupgroup=1 dtmfmode=inband *extensions.conf WI-100HCは、以下の条件で強制的に184/186を付加した電話番号に発呼するようです。 :発信先の電話番号の :先頭が「1」のとき: 4桁以上 (例: 177 → 177、1500 → 1861500) :先頭が「1」以外のとき: 3桁以上 (例: 20 → 20、201 → 186201) このままだと3桁以上の内線に電話を掛けられないので、とりあえずextensions.confで3桁削るように設定してます。 [default] (中略) ; 184 : Cut'184' & Redo default context exten => _184.,1,Goto(default,${EXTEN:3},1) ; 186 : Cut'186' & Redo default context exten => _186.,1,Goto(default,${EXTEN:3},1) 2008.10.20追記・10.21更新<br> 後述する、Web管理画面への debugアカウントによるログインにより、Configuration から DIAL PLAN で184/186付加しないように設定すれば、184/186を付加した番号に発呼する事がなくなります。<br> これにより、extensions.confで3桁削るように設定する必要がなくなります。<br> ※ファームウェアVer1.4.0.1にて確認<br> <br> ==電話機側の設定== 電話機単体で無線LAN関係の設定からSIP関連の設定まで登録可能です。SIP関連の設定個所は以下のとおり。 メニュー → 3.設定 → 2.管理 → 1.パスワード → (管理者パスワード入力) → 1.ネットワーク → 2.SIP 1. ユーザアカウント で「電話番号」「ユーザID」「パスワード」を設定 2. サーバ で「SIPドメイン」「プロキシサーバ1」「プロキシサーバ2」を設定 ==機能== 保留・転送可 通話中に通話ボタンで保留状態。この状態で転送先を入れて発信し、転送先と通話状態になってから「L」(左機能キー)押下で転送。<br> 通話中のミュート機能あり。<br> Webサーバ機能ONにより、http://電話機のIPアドレス:8080 で、ブラウザ上で電話帳編集可能。<br> ==問題点・その他== 2005.12.3現在の最新版ファーム (Ver.1.1.8.0)と、うちにあるハードウェアでの状況です。 電源ONなど、REGISTERしてると思われるタイミングで「機器設定情報の取得に失敗しました」というエラーを表示してますが、とりあえず使えてます。(もしかするとPCにUSBで接続しての正規手順で1回もセットアップしてないからかもしれません)<br> 保留状態から「通話」ボタンを押下して復帰するとき、WI-200HCからビープ音が鳴るタイミングで相手側に変な音が送信されてます。(RT-200KI対向での状況は未確認)<br> 画面上の電池マークで満充電になってないのに、充電中LEDが消灯してます。<br> つまらない事ですが、バッテリー他は全部「東日本電信電話株式会社」って書いてあるのに、本体だけなぜか「西日本電信電話株式会社」です(汗)。<br> <br> 2008.10.20追記・10.21更新<br> 後述する、Web管理画面への debugアカウントによるログインにより、Configuration から PROVISION をoffにする事で、「機器設定情報の取得に失敗しました」というエラー表示は出なくなります。<br> ※ファームウェアVer1.4.0.1にて確認<br> <br> ==もっと多機能で便利なSIP電話機にしよう!== 構内のAsterisk PBXにレジストして使用するなどで、static NAT/STUN/UPnP などが不要の場合、WI-100HCの素のファームウェアのままでも十分多機能なものにできます。例えば、1種類しか無かったRing Type(着信音パターン)を16種類から選べるようになったり、IEEE802.11g、Voice Mail や カンファレンス、IM・プレゼンスなどの機能も有効化できます。 その方法ですが、まずは製品のマニュアル通りに Webサーバ機能を ON にします。 次に、WI-100HC の Webサーバにログインする際に下記のユーザ名とパスワードを入力し、debugモードで管理画面にログインします。 WI-100HC debugモード ログイン情報: ユーザ名 debug パスワード 147852369 http://x68k.net/diary/200810.html#200810192 なお、この debugモードログインは、後述する WirelessIP3000版のファームウェアでも有効です。 <br> ==WirelessIP3000化改造(ファームウェア書き換え)== ■■■ 注意 ■■■ ここに記載されている内容は全て無保証です。ファームウェアの書き換え(ダウンロード)に失敗したり、供給元が想定する範囲外の設定を行うと、最悪の場合、その機器が使用不能となる恐れがあります。メーカーの保証・修理を受けられなくなる可能性もありますので、全て自己責任において行って下さい。また、この内容に関して NTT東日本/NTT西日本や日立電線/Hitachi Cableに問い合わせをする事は絶対にしないで下さい。 WirelessIP3000のファームウェアをダウンロードする事で、WI-100HCをWirelessIP3000化します。<br> http://x68k.net/diary/200810.html#200810191 <br> 追記:ある程度の時間が経過すると、Not Register と表示され、Register ソフトキーを押しても再登録に失敗する現象が現れたので、WirelessIP3000 のファームウェアの使用を中止しました。十分には追求していないのですが、公開されているファームウェアに問題がある可能性もあります。 追記:WirelessIP3000のファームウェアからWI-100HCのファームウェアへの書き戻しも問題なくできる事を確認しておりますので、WirelessIP3000のファームウェアをダウンロードしてしまったチャレンジャーな方もご安心下さい。 STUN による sipphone への NAT越え接続を確認しました。 発着信・オーディオも双方向問題ありませんでした。
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