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Asterisk サンプル設定ファイル extensions.conf

1,895 バイト追加, 2009年2月6日 (金) 13:18
時報
ここで変数の参照を行っています。内線番号は変数、SPEAKINGCLOCKに指定された番号になります。値を参照するには'''${ }'''で括ります。<br>
プライオリティは本来、1,2,と順番に書くのですがAsterisk 1.2からオートインクリメントが可能になり'''n'''を記述しておくと自動的に+1するようになりました。<br>
===一斉呼び出し===
; Ring 201-204 phones
exten => 200,1,Dial(SIP/201&SIP/202&SIP/203&SIP/204&IAX2/201&IAX2/202&IAX2/203&IAX2/204)
exten => 200,n,Hangup
この例はSIP/201またはIAX/201~SIP/204またはIAX/204を一斉に呼び出す方法を示しています。Dialコマンドでは&で区切り複数の相手を指定することで、一斉に呼び出すことができます。<br>
===個別呼び出し===
; Local SIP/IAX phones 201-209
exten => _20Z,1,GotoIf($["${USEVOICEMAIL}"="YES"]?use-vm)
exten => _20Z,n,Dial(SIP/${EXTEN}&IAX2/${EXTEN},,tT)
exten => _20Z,n,Hangup
exten => _20Z,n(use-vm),Dial(SIP/${EXTEN}&IAX2/${EXTEN},60,tTwW)
exten => _20Z,n,NoOp(${DIALSTATUS})
exten => _20Z,n,GotoIf($["${DIALSTATUS}"="BUSY"]?vm-rec)
exten => _20Z,n,GotoIf($["${DIALSTATUS}"="NOANSWER"]?vm-rec)
exten => _20Z,n,GotoIf($["${DIALSTATUS}"="CHANUNAVAIL"]?vm-rec)
exten => _20Z,n,Hangup
exten => _20Z,n(vm-rec),Answer()
exten => _20Z,n,Wait(1)
exten => _20Z,n,Voicemail(${EXTEN})
exten => _20Z,n,Hangup
まずextenの部分では_20Zのように指定してありますが、これはパターンマッチを意味します。Zは1~9までの数字に合致します。これにより個々の電話機を呼び出すextenをひとつづつ記述するのではなく、これだけで一括記述できるわけです。<br>
個別の内線番号を呼び出す設定ですが、ボイスメール使用可否の判断のため少し複雑になっています。<br>
n(use-vm) は'''ラベル'''です。Goto命令でジャンプさせる場合に、プライオリティの数字を指定するのではなくラベルを師弟することができます。<br>
DIALSTATUSなどの変数は、各アプリケーションコマンドがセットします。例えばDIALSTATUSはDial()がセットし、ダイヤルした結果をその変数に入れます。<br>

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