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新しいページ: 'AstLinux日本語版イメージ公開中<br> Microclient JR DX対応版のAstLinux CFイメージ。Microclient JRでも動作します。<br> *日本語化済みで...'
AstLinux日本語版イメージ公開中<br>
[[Microclient JR DX]]対応版のAstLinux CFイメージ。[[Microclient JR]]でも動作します。<br>
*日本語化済みで、ひかり電話RT-200NEパッチ適用済みです。
*[[Asterisk サンプル設定ファイル]]の1.4系が入っています。1.2向けに若干の調整を行ってあります。
*Webインタフェースの日本語化はまだ。
*タイムゾーン設定がデフォルトでJSTです。
==ダウンロード==
以下からダウンロードできます(2007/08/09注記:/etc/asteriskへのシンボリックリンク修正版)。
*gzip版
http://ftp.voip-info.jp/astlinux/i586/cf-image/astlinux-090130ja-256.img.gz<br>
*zip版
http://ftp.voip-info.jp/astlinux/i586/cf-image/astlinux-090130ja-256.img.zip<br>
<br>
=以下書きかけ=
==インストール==
guzip等で.imgファイルを解凍します。Windowsの場合にはZIPフォルダから中身を展開しておいてください。解凍したならばCFカードにイメージを書き込みます。この際、256MB以上のCFを用意してください。本体サイズが256MBのパーティションになります。Linuxマシンでなら以下のようにddで簡単に書き込めます。
dd if=astlinux-070629ja.img of=/dev/sdc bs=1k
(バージョン番号は適切に読み替えてください)<br>
Windowsマシンで書き込みたい場合には、シリコンリナックス(株)さんの、[http://www.si-linux.co.jp/wiki/silinux/index.php?DDforWindows DDforWindowsが]使えます。ファイル選択時には『全てのファイル』にして.imgファイルを指定してください。書き込み先のサイズより小さい、という警告は無視してかまいません。
ブートローダ込みなので、デバイスはディスクそのものです。書き込み先に指定するのはパーティションではありません。上の例ではCFライタに挿したCFが/dev/sdcの場合です。
==ブート==
ブートのgrubメニューは以下のようになっています。不必要なところはコメントアウトしてください。
default saved
timeout 3
title AstLinux (Boot from IDE CF, USB KeyDisk)
root (hd0,0)
kernel /boot/bzImage root=/dev/hda1 astlinux=i586 astkd=/dev/sda1 ide=no
title AstLinux (Boot from USB, IDE CF/HD KeyDisk)
root (hd0,0)
kernel /boot/bzImage root=/dev/sda1 astlinux=i586 astkd=/dev/hda1 ide=no
title AstLinux (Boot from USB, Use third partition for KeyDisk)
root (hd0,0)
kernel /boot/bzImage root=/dev/sda1 astlinux=i586 astkd=/dev/sda3 ide=n
title AstLinux (Boot from IDE CF, IDE CF/HD KeyDisk - secondary master)
root (hd0,0)
kernel /boot/bzImage root=/dev/hda1 astlinux=i586 astkd=/dev/hdc1 ide=no
title AstLinux (Boot from IDE CF, Use third partition for KeyDisk)
root (hd0,0)
kernel /boot/bzImage root=/dev/hda1 astlinux=i586 astkd=/dev/hda3 ide=n
title AstLinux (Boot from Pri-Slv.IDE CF, Use third partition for KeyDisk)
root (hd0,0)
kernel /boot/bzImage root=/dev/hdb1 astlinux=i586 astkd=/dev/hdb3 ide=no
[[Microclient JR]]を使用する場合には、CFスロットがプライマリ・スレーブなのでメニューの一番下を使って起動してください。CFブートでUSBキーディスクを使う場合には他の例にならって変更を行ってください。<br>
なおMicroclient JRにコンソールをつけないで起動する場合には、予め他のマシンでCFをマウントしboot/grub/grub.confを編集しておきましょう。
==空き部分の活用==
TFTPサーバーなどの目的で使う場合、初期状態では容量不足ぎみとなります。<BR>
CFで使われていない空きパーティションを利用することが可能です。<BR>
詳細は、[[Astlinux_空き容量有効活用]] を参照ください。
==NTPサーバー機能設定==
AstLinuxはNTPサーバーの機能を持っています。<BR>
===設定変更===
NTPサーバーの設定はrc.confの中に記述されています。<BR>
/etc/ntp.confを直接変更しても、再起動の時に中身が消えてしまいます。
vi /stat/rc.conf ←標準でインストールした場合
vi /mnt/kd/rc.conf ←/mnt/kd/以下にファイルを置いた場合
下記のように設定を変更します。(us.pool.ntp.orgを無効化)
##Master NTP server. This is the NTP server that AstLinux will sync against
##upon bootup. It is also the server that the running ntpd process will use
##to maintain that time sync.
NTPSERV="us.pool.ntp.org" ←外国サーバーなのでコメント行にします。
#NTPSERV="europe.pool.ntp.org"
#NTPSERV="north-america.pool.ntp.org"
#NTPSERV="south-america.pool.ntp.org"
#NTPSERV="asia.pool.ntp.org"
#NTPSERV="oceania.pool.ntp.org"
#NTPSERV="africa.pool.ntp.org"
##If you would like to specify several servers to be used at the same time,
##you can specify them in NTPSERVS seperated by spaces.
#NTPSERVS="ntp1.cs.wisc.edu us.pool.ntp.org"
NTPサーバーのIPアドレスを追加します。<BR>
[http://jjy.nict.go.jp/ntp/ NICT]が提供しているNTPサーバーのIPを入力します。<BR>
設定を変更したら、Astlinuxを再起動します。
##Master NTP server. This is the NTP server that AstLinux will sync against
##upon bootup. It is also the server that the running ntpd process will use
##to maintain that time sync.
#NTPSERV="us.pool.ntp.org"
#NTPSERV="europe.pool.ntp.org"
#NTPSERV="north-america.pool.ntp.org"
#NTPSERV="south-america.pool.ntp.org"
#NTPSERV="asia.pool.ntp.org"
#NTPSERV="oceania.pool.ntp.org"
#NTPSERV="africa.pool.ntp.org"
##If you would like to specify several servers to be used at the same time,
##you can specify them in NTPSERVS seperated by spaces.
#NTPSERVS="ntp1.cs.wisc.edu us.pool.ntp.org"
NTPSERVS="133.243.238.243 133.243.238.244" ←ここの行を追加
===動作確認===
再起動後、さきほど変更したrc.confの中身が<BR>
/etc/ntp.confに反映されている事を確認します。<BR>
pbx ~ # cat /etc/ntpd.conf
listen on 0.0.0.0
server 133.243.238.243
server 133.243.238.244
ntpdが動いていたら、動作確認のためにntpdを一旦止めてしまいます。
pbx ~ # ps ax |grep ntp
1135 ? S 0:00 /usr/sbin/mDNSProxyResponderPosix 192.168.0.6 pbx AstLinux PBX _ntp._udp 123
1167 ? S 0:00 ntpd
1168 ? S 0:00 ntpd
1170 pts/0 S+ 0:00 grep ntp
pbx ~ # kill 1167
ntpdをデバッグモードで動かしてみて、時刻の同期が取れていることを確認します。
pbx ~ # ntpd -d
listening on 0.0.0.0
ntp engine ready
reply from 133.243.238.244: offset 15.018296 delay 1.014712, next query 5s
reply from 133.243.238.243: offset 15.009712 delay 1.038980, next query 8s
reply from 133.243.238.244: offset 15.018296 delay 1.014712, next query 5s
reply from 133.243.238.243: offset 15.009712 delay 1.038980, next query 8s
reply from 133.243.238.244: offset 15.018296 delay 1.014712, next query 5s
reply from 133.243.238.243: offset 15.008712 delay 1.038980, next query 8s
(略)
peer 133.243.238.244 now valid
peer 133.243.238.244 now valid
(略)
adjusting local clock by 14.498614s ←この行が出たらOK
ちなみにntpdを止め忘れていると、エラーになります。
pbx ~ # ntpd -d
listening on 0.0.0.0
fatal: bind: Address already in use
dispatch_imsg in main: pipe closed
Terminating
pbx ~ # ps ax
===注意点===
時間のずれが大きすぎると、ntpdは時計の修正を諦めてしまうので<BR>
BIOSの画面で時計を合わせておく必要があります。<BR>
なお、NTPサーバーとして動くようになるまで1時間近くかかる場合があります。<BR>
==Cisco IP電話機を使う==
AstLinuxにはあらかじめchan_sccpが入っているので、<BR>
[[Sccp|SCCP]]ドライバを用意する必要がありません。<BR>
pbx ~ # mount -o rw,remount /
pbx ~ # vi /stat/etc/asterisk/sccp.conf
という具合に/stat/etc/asterisk/以下にsccp.confを新規作成します。<BR>
sccp.confを作成したら、Astlinuxまるごと再起動するか、<BR>
下記の手順でファイルを読みこむようにします。<BR>
pbx # cp /stat/etc/asterisk/sccp.conf /etc/asterisk/sccp.conf
pbx # asterisk -vvvvvvvvvvvvvvvvvvvvr
pbx*CLI> unload chan_sccp.so
pbx*CLI> load chan_sccp.so
[[Cisco/SEP.cnf.xml|SEP<MACアドレス>.cnf.xml]]の編集も忘れないようにしましょう。<BR>
設定が正しければ、Cisco電話機が動くようになります。
==Nortel IP電話機を使う==
[[Nortel i2002]]を参照ください<br>
[[Microclient JR DX]]対応版のAstLinux CFイメージ。[[Microclient JR]]でも動作します。<br>
*日本語化済みで、ひかり電話RT-200NEパッチ適用済みです。
*[[Asterisk サンプル設定ファイル]]の1.4系が入っています。1.2向けに若干の調整を行ってあります。
*Webインタフェースの日本語化はまだ。
*タイムゾーン設定がデフォルトでJSTです。
==ダウンロード==
以下からダウンロードできます(2007/08/09注記:/etc/asteriskへのシンボリックリンク修正版)。
*gzip版
http://ftp.voip-info.jp/astlinux/i586/cf-image/astlinux-090130ja-256.img.gz<br>
*zip版
http://ftp.voip-info.jp/astlinux/i586/cf-image/astlinux-090130ja-256.img.zip<br>
<br>
=以下書きかけ=
==インストール==
guzip等で.imgファイルを解凍します。Windowsの場合にはZIPフォルダから中身を展開しておいてください。解凍したならばCFカードにイメージを書き込みます。この際、256MB以上のCFを用意してください。本体サイズが256MBのパーティションになります。Linuxマシンでなら以下のようにddで簡単に書き込めます。
dd if=astlinux-070629ja.img of=/dev/sdc bs=1k
(バージョン番号は適切に読み替えてください)<br>
Windowsマシンで書き込みたい場合には、シリコンリナックス(株)さんの、[http://www.si-linux.co.jp/wiki/silinux/index.php?DDforWindows DDforWindowsが]使えます。ファイル選択時には『全てのファイル』にして.imgファイルを指定してください。書き込み先のサイズより小さい、という警告は無視してかまいません。
ブートローダ込みなので、デバイスはディスクそのものです。書き込み先に指定するのはパーティションではありません。上の例ではCFライタに挿したCFが/dev/sdcの場合です。
==ブート==
ブートのgrubメニューは以下のようになっています。不必要なところはコメントアウトしてください。
default saved
timeout 3
title AstLinux (Boot from IDE CF, USB KeyDisk)
root (hd0,0)
kernel /boot/bzImage root=/dev/hda1 astlinux=i586 astkd=/dev/sda1 ide=no
title AstLinux (Boot from USB, IDE CF/HD KeyDisk)
root (hd0,0)
kernel /boot/bzImage root=/dev/sda1 astlinux=i586 astkd=/dev/hda1 ide=no
title AstLinux (Boot from USB, Use third partition for KeyDisk)
root (hd0,0)
kernel /boot/bzImage root=/dev/sda1 astlinux=i586 astkd=/dev/sda3 ide=n
title AstLinux (Boot from IDE CF, IDE CF/HD KeyDisk - secondary master)
root (hd0,0)
kernel /boot/bzImage root=/dev/hda1 astlinux=i586 astkd=/dev/hdc1 ide=no
title AstLinux (Boot from IDE CF, Use third partition for KeyDisk)
root (hd0,0)
kernel /boot/bzImage root=/dev/hda1 astlinux=i586 astkd=/dev/hda3 ide=n
title AstLinux (Boot from Pri-Slv.IDE CF, Use third partition for KeyDisk)
root (hd0,0)
kernel /boot/bzImage root=/dev/hdb1 astlinux=i586 astkd=/dev/hdb3 ide=no
[[Microclient JR]]を使用する場合には、CFスロットがプライマリ・スレーブなのでメニューの一番下を使って起動してください。CFブートでUSBキーディスクを使う場合には他の例にならって変更を行ってください。<br>
なおMicroclient JRにコンソールをつけないで起動する場合には、予め他のマシンでCFをマウントしboot/grub/grub.confを編集しておきましょう。
==空き部分の活用==
TFTPサーバーなどの目的で使う場合、初期状態では容量不足ぎみとなります。<BR>
CFで使われていない空きパーティションを利用することが可能です。<BR>
詳細は、[[Astlinux_空き容量有効活用]] を参照ください。
==NTPサーバー機能設定==
AstLinuxはNTPサーバーの機能を持っています。<BR>
===設定変更===
NTPサーバーの設定はrc.confの中に記述されています。<BR>
/etc/ntp.confを直接変更しても、再起動の時に中身が消えてしまいます。
vi /stat/rc.conf ←標準でインストールした場合
vi /mnt/kd/rc.conf ←/mnt/kd/以下にファイルを置いた場合
下記のように設定を変更します。(us.pool.ntp.orgを無効化)
##Master NTP server. This is the NTP server that AstLinux will sync against
##upon bootup. It is also the server that the running ntpd process will use
##to maintain that time sync.
NTPSERV="us.pool.ntp.org" ←外国サーバーなのでコメント行にします。
#NTPSERV="europe.pool.ntp.org"
#NTPSERV="north-america.pool.ntp.org"
#NTPSERV="south-america.pool.ntp.org"
#NTPSERV="asia.pool.ntp.org"
#NTPSERV="oceania.pool.ntp.org"
#NTPSERV="africa.pool.ntp.org"
##If you would like to specify several servers to be used at the same time,
##you can specify them in NTPSERVS seperated by spaces.
#NTPSERVS="ntp1.cs.wisc.edu us.pool.ntp.org"
NTPサーバーのIPアドレスを追加します。<BR>
[http://jjy.nict.go.jp/ntp/ NICT]が提供しているNTPサーバーのIPを入力します。<BR>
設定を変更したら、Astlinuxを再起動します。
##Master NTP server. This is the NTP server that AstLinux will sync against
##upon bootup. It is also the server that the running ntpd process will use
##to maintain that time sync.
#NTPSERV="us.pool.ntp.org"
#NTPSERV="europe.pool.ntp.org"
#NTPSERV="north-america.pool.ntp.org"
#NTPSERV="south-america.pool.ntp.org"
#NTPSERV="asia.pool.ntp.org"
#NTPSERV="oceania.pool.ntp.org"
#NTPSERV="africa.pool.ntp.org"
##If you would like to specify several servers to be used at the same time,
##you can specify them in NTPSERVS seperated by spaces.
#NTPSERVS="ntp1.cs.wisc.edu us.pool.ntp.org"
NTPSERVS="133.243.238.243 133.243.238.244" ←ここの行を追加
===動作確認===
再起動後、さきほど変更したrc.confの中身が<BR>
/etc/ntp.confに反映されている事を確認します。<BR>
pbx ~ # cat /etc/ntpd.conf
listen on 0.0.0.0
server 133.243.238.243
server 133.243.238.244
ntpdが動いていたら、動作確認のためにntpdを一旦止めてしまいます。
pbx ~ # ps ax |grep ntp
1135 ? S 0:00 /usr/sbin/mDNSProxyResponderPosix 192.168.0.6 pbx AstLinux PBX _ntp._udp 123
1167 ? S 0:00 ntpd
1168 ? S 0:00 ntpd
1170 pts/0 S+ 0:00 grep ntp
pbx ~ # kill 1167
ntpdをデバッグモードで動かしてみて、時刻の同期が取れていることを確認します。
pbx ~ # ntpd -d
listening on 0.0.0.0
ntp engine ready
reply from 133.243.238.244: offset 15.018296 delay 1.014712, next query 5s
reply from 133.243.238.243: offset 15.009712 delay 1.038980, next query 8s
reply from 133.243.238.244: offset 15.018296 delay 1.014712, next query 5s
reply from 133.243.238.243: offset 15.009712 delay 1.038980, next query 8s
reply from 133.243.238.244: offset 15.018296 delay 1.014712, next query 5s
reply from 133.243.238.243: offset 15.008712 delay 1.038980, next query 8s
(略)
peer 133.243.238.244 now valid
peer 133.243.238.244 now valid
(略)
adjusting local clock by 14.498614s ←この行が出たらOK
ちなみにntpdを止め忘れていると、エラーになります。
pbx ~ # ntpd -d
listening on 0.0.0.0
fatal: bind: Address already in use
dispatch_imsg in main: pipe closed
Terminating
pbx ~ # ps ax
===注意点===
時間のずれが大きすぎると、ntpdは時計の修正を諦めてしまうので<BR>
BIOSの画面で時計を合わせておく必要があります。<BR>
なお、NTPサーバーとして動くようになるまで1時間近くかかる場合があります。<BR>
==Cisco IP電話機を使う==
AstLinuxにはあらかじめchan_sccpが入っているので、<BR>
[[Sccp|SCCP]]ドライバを用意する必要がありません。<BR>
pbx ~ # mount -o rw,remount /
pbx ~ # vi /stat/etc/asterisk/sccp.conf
という具合に/stat/etc/asterisk/以下にsccp.confを新規作成します。<BR>
sccp.confを作成したら、Astlinuxまるごと再起動するか、<BR>
下記の手順でファイルを読みこむようにします。<BR>
pbx # cp /stat/etc/asterisk/sccp.conf /etc/asterisk/sccp.conf
pbx # asterisk -vvvvvvvvvvvvvvvvvvvvr
pbx*CLI> unload chan_sccp.so
pbx*CLI> load chan_sccp.so
[[Cisco/SEP.cnf.xml|SEP<MACアドレス>.cnf.xml]]の編集も忘れないようにしましょう。<BR>
設定が正しければ、Cisco電話機が動くようになります。
==Nortel IP電話機を使う==
[[Nortel i2002]]を参照ください<br>