「GXP2000 Advanced Settings」の版間の差分

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(細かい手直し)
(Dial Tone)
 
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ダイヤルトーン。受話器を持ち上げたときになる音の設定
 
ダイヤルトーン。受話器を持ち上げたときになる音の設定
 
;デフォルト値:f1=350,f2=440
 
;デフォルト値:f1=350,f2=440
;NTT回線っぽいダイヤルトーン:f1=400,f2=400;
+
;NTT回線発信(DT)っぽいダイヤルトーン:f1=400,f2=400;
 +
;内線発信(PDT)っぽいダイヤルトーン:f1=400,f2=400,c=25/25;
  
 
==Busy Tone==
 
==Busy Tone==

2008年9月3日 (水) 02:08時点における最新版

こだわり設定いろいろ

基本的には、設定変更は不要。
大雑把に挙げると、下記のような設定がある。

  • コーデックの詳細設定
  • QoSの設定
  • ファームウェアの更新にかんする設定
  • トーンの音に関する設定
  • 受話器の音の大きさ
  • 他いろいろ

設定変更

設定を変更したら、ページ下部にある「Update」のボタンをクリックし、
変更箇所を記録させ、電話機を再起動させること。
設定を間違えた場合は、電話機を再起動させるだけで取り消しが可能。

一括管理に関する設定

一括管理に関する設定設定いろいろ

ネットワークが動的IP(DHCPでの設定)の場合は設定が不要だが、
IPアドレス固定の場合は設定変更が必要となる。

Firmware Upgrade and Provisioning

Upgrade Via

TFTPサーバーを使うか、HTTPサーバーを使うか選択する。

TFTPでダウンロードするよう設定した場合、
サーバーに対し大量のパラメータをつけてリクエストしてくるので、エラーになってしまう。
(AstlinuxについてるTFTPサーバーでは)ダウンロード不可
TFTPを利用する場合は、Firmware Updatesのページを参考にしてTFTPサーバーを指定すること


Firmware Server Path

ファームウェアを配布するサーバーの、
IPアドレス(or ホスト名)を指定する。

Config Server Path

各電話機の設定ファイルを配布するサーバーの
IPアドレス(or ホスト名)を指定する。

Allow DHCP Option 66 to override server

DHCPサーバーからTFTPサーバーのアドレスを取得するかの有無(DHCPオプション66のこと)

No
DHCPオプションを利用しない。(デフォルト値)
Yes
DHCPオプションを利用する。

Automatic Upgrade

自動更新の有無を選択する。
ファイルの更新確認の方法も設定する。

No
自動更新を行わない。(デフォルト値)
Yes
指定した分(一週間がデフォルト値)ごとにファイルの更新を確認する。

更新確認の方法

Always Check for New Firmware
ファームウェア状況を確認する。
Check New Firmware only when F/W pre/suffix changes
ファイル名チェックを行い、ファームウェアの更新を確認する
Always Skip the Firmware Check
ファームウェアの更新状況を確認しない

時刻に関する設定

こだわり設定いろいろ つづき

GXP-2000が、NTPサーバーから時刻を取得できない場合(設定を入れてない場合も含む)
1900年1月1日からの時刻表示となる

NTP Server

NTPサーバーのホスト名かIPアドレスを入力する。
誰でも利用してよい公開NTPサーバーリスト

Allow DHCP Option 42 to override NTP server

DHCPサーバーからNTPサーバーのアドレスを取得するかの有無(DHCPオプション42のこと)

No
DHCPオプションを利用しない。(デフォルト値)
Yes
DHCPオプションを利用し、NTPサーバーのアドレスを教えてもらう。

アドレス帳に関する設定

電話機を極限まで使いこなす総務のおばちゃんおねえさんから、よく挙がってくる要望の一つが、「アドレス帳」
アドレス帳をサーバーにて一括管理することができる。

  • ファイル名は"gs_phonebook.xml" (完全固定)
  • 19文字まで表示される(20文字以上は表示されない)
  • FirstNameで表示ソートされる

Phonebook XML Download: Enable Phonebook XML Download:

XMLアドレス帳の有無を設定する

No
XMLアドレス帳を利用しない。(デフォルト値)
YES, HTTP
HTTP経由でXMLアドレス帳をダウンロードする。
YES, TFTP
TFTP経由でXMLアドレス帳をダウンロードする。

Phonebook XML Server Path:

XMLアドレス帳が入っているサーバーおよびパス名を入力する。
"HTTP://"は不要 (ファイル名を入れないように注意すること)

デフォルト値
なし
サンプルサーバー
192.168.0.56/XML-Dir

Phonebook Download Interval:

XMLアドレス帳の更新頻度を分間隔で設定する。0~720分(最大12時間毎)

更新しない
0 (デフォルト値)
1時間おきに更新
60

Remove Manually-edited entries on Download:

利用者が手動登録した番号を問答無用で削除する

No
手動登録したアドレスと、XMLアドレス帳を併記(デフォルト値)
YES
手動登録した番号を問答無用で削除。XMLアドレス帳の内容で全部上書き

gs_phonebook.xml

電話帳はテキストファイルとなっている(XMLテキスト形式)
(Phonebook XML Server Path:で指定した)サーバーの、ディレクトリに保存しておくこと。

gs_phonebook.xmlサンプル

<?xml version="1.0"?>
<AddressBook>
 <Contact>
  <LastName>Miku</LastName>
  <FirstName>Hatsune</FirstName>
   <Phone>
    <phonenumber>20070000</phonenumber>
    <accountindex>0</accountindex>
   </Phone>
 </Contact>
 <Contact>
  <LastName>G-LEX</LastName>
  <FirstName>Gateway</FirstName>
   <Phone>
    <phonenumber>05055299999</phonenumber>
    <accountindex>0</accountindex>
   </Phone>
 </Contact>
 <Contact>
  <LastName>Gakupo</LastName>
  <FirstName>Camui</FirstName>
   <Phone>
   <phonenumber>05000000000</phonenumber>
  <accountindex>0</accountindex>
 </Phone>
</Contact>
</AddressBook>

トーンに関する設定

呼び出し音やビジー音(話中)の音に関する設定あれこれ。
NTTの電話機が恋しい人に対し、特に有効な設定となる
特にダイヤルトーンと話中音、発信音を変えると、日本仕様に近い使い勝手になる。

Dial Tone

ダイヤルトーン。受話器を持ち上げたときになる音の設定

デフォルト値
f1=350,f2=440
NTT回線発信(DT)っぽいダイヤルトーン
f1=400,f2=400;
内線発信(PDT)っぽいダイヤルトーン
f1=400,f2=400,c=25/25;

Busy Tone

ビジートーン。話中音のこと。

デフォルト値
f1=480,f2=620,c=50/50;
NTT回線っぽいダイヤルトーン
f1=400,f2=400,c=50/50;

Ring Back Tone

発信中の音。(発信者側が聞いてるトーン)

デフォルト値
f1=440,f2=480,c=200/400;
NTT回線っぽいダイヤルトーン
f1=400,f2=416,c=100/200;

外部リンク

GXP-2000 XML Phonebook
XMLアドレス帳の英語マニュアル
MS-Outlookからのアドレス読み込みやMySQLデータベースでの利用方法が書かれている