「利用者:Yo's/ICOM VE-AG1」の版間の差分
(V2.05での草案) |
細 (MR GさんのTemplateを使ってみる) |
||
(同じ利用者による、間の2版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
− | + | {{Template:VoIP機器 | |
− | + | |画像=[[画像:AG1-001.jpg|240px]] | |
− | + | |製品名=VE-AG1 | |
− | + | |メーカー=[http://www.icom.co.jp/ ICOM] | |
− | + | |メーカーページ=[http://www.icom.co.jp/products/network/products/others/ve-ag1/ アイコムの製品紹介] | |
− | + | |種類=アナログ回線ゲートウェイ | |
− | + | |プロトコル=SIP | |
− | + | |色=白系 | |
− | + | |価格=\30,450(愛三電機@秋葉原) | |
− | + | |ACアダプタ=標準添付 | |
− | + | |ディスプレイサイズ= | |
− | + | |LANポート=あり(1ポート) | |
− | + | |コーデック=G.711(u-law),G.729 | |
− | + | |対応など=JATE認定、ナンバーディスプレイ | |
− | + | |ID=なし | |
− | + | |Pass=なし | |
− | + | }} | |
− | + | '''ICOM VE-AG1'''(-)は、アイコム株式会社の製造するPSTN(アナログ電話回線)ゲートウェイ。 | |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | 価格 | ||
− | |||
− | \30,450 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | '''ICOM VE-AG1'''(-) | ||
− | '''注意:'''アイコムはAsterisk対応については関与していません。Asteriskとの連動に関しての、メーカへの問い合わせはご遠慮ください。以下はあくまでも当Wikiで実験した結果です。( | + | '''注意:'''アイコムはAsterisk対応については関与していません。Asteriskとの連動に関しての、メーカへの問い合わせはご遠慮ください。以下はあくまでも当Wikiで実験した結果です。(アイコムとしての位置付けは、アイコム製品のVoIP機器拡張用です。) |
[[画像:AG1-001.jpg|thumb|本体正面]] | [[画像:AG1-001.jpg|thumb|本体正面]] | ||
49行目: | 24行目: | ||
== 設定方法 == | == 設定方法 == | ||
− | '''注意:''' | + | '''注意:'''この設定方法についてメーカに問い合わせないでください!基本的な設定方法はアイコム/VE-IG1とほぼ同じです。 |
− | |||
===VE-AG1側の設定=== | ===VE-AG1側の設定=== | ||
まず最初に、本体のIPアドレスのデフォルトが192.168.0.1固定の点に注意してください。192.168.0.0/24のネットワークに繋ぎ込んではいけません。まずはパソコンを直結し、本体のIPアドレスを変更してからネットワークに接続してください。<br> | まず最初に、本体のIPアドレスのデフォルトが192.168.0.1固定の点に注意してください。192.168.0.0/24のネットワークに繋ぎ込んではいけません。まずはパソコンを直結し、本体のIPアドレスを変更してからネットワークに接続してください。<br> |
2008年10月26日 (日) 00:44時点における最新版
メーカー | ICOM |
公式ページ | |
種類 | アナログ回線ゲートウェイ |
プロトコル | SIP |
色 | 白系 |
実勢価格 | \30,450(愛三電機@秋葉原) |
PoE | 不明 |
ACアダプタ | 標準添付 |
ディスプレイ | |
LANポート | あり(1ポート) |
収容数 | 不明 |
コーデック | G.711(u-law),G.729 |
デフォルトID | なし |
パスワード | なし |
IPアドレス | DHCP取得 |
FWバージョン | 不明 |
注意事項 | 特に無し |
ICOM VE-AG1(-)は、アイコム株式会社の製造するPSTN(アナログ電話回線)ゲートウェイ。
注意:アイコムはAsterisk対応については関与していません。Asteriskとの連動に関しての、メーカへの問い合わせはご遠慮ください。以下はあくまでも当Wikiで実験した結果です。(アイコムとしての位置付けは、アイコム製品のVoIP機器拡張用です。)
設定方法
注意:この設定方法についてメーカに問い合わせないでください!基本的な設定方法はアイコム/VE-IG1とほぼ同じです。
VE-AG1側の設定
まず最初に、本体のIPアドレスのデフォルトが192.168.0.1固定の点に注意してください。192.168.0.0/24のネットワークに繋ぎ込んではいけません。まずはパソコンを直結し、本体のIPアドレスを変更してからネットワークに接続してください。
ここでは、次の設定環境を仮定しています。
VE-AG1 IPアドレス:192.168.0.1
Asterisk IPアドレス:192.168.0.100
VE-AG1 ユーザ名:3333
VE-AG1 パスワード:pass
アナログポートなので基本的な設定はダイヤル種別をPBかDPに設定する程度です。自動判別も可能です。プレフィックス(Ver1.03以前では電話回線発信番号)はIG1同様に、ここで指定した番号+電話番号が指定されると外線に発信します。特に必要なければ、空白のままでもかまいません。
付加ダイヤルは、電話番号の頭に特定の番号を付加できます。184/186を付加したり、プレフィックス0、付加ダイヤル0とすると、普通のダイヤルで発信できます。(空欄と同義)
PAD調整は受話・送話ともに最大・大(標準)・中・小・最小の5段階で調整できます。しかし、使ってみたところ標準のままではエコーがかかってまともに会話ができません。中くらいが最適かと思われます。エコーキャンセラーは自動最適化にしておけば特に問題はないと思います。
Asteriskを登録するための情報は、主装置設定で行います。ここでいう主装置がAsteriskになります。
内線ドメインはAG1のIPアドレスを設定しておけばよさそうです。内線番号はAsteriskがAG1に対してREGISTERする際の番号を、パスワードはそのパスワードを指定します。AsteriskからREGISTERが成功すると画面のように、AsteriskのIPアドレスが表示されます。
VoIP詳細設定は特に変更する必要はありませんが、CODECにG.729を持っているため、Asteriskで使用する際には注意してください。通常はG.711(uLaw)を使えば問題ないでしょう。
Asterisk側の設定
こちらも基本的にVE-IG1と同じです。
sip.confの例
register => 3333:pass@VE-AG1-1/着信exten [VE-AG1-1] type=friend username=3333 secret=pass context=default canreinvite=no host=192.168.0.1 fromdomain=192.168.0.1 fromuser=3333 insecure=very disallow=all allow=ulaw
extensions.confの例(0が付いているとアナログで発信)
exten => _0.,1,Set(CALLERID(num)=3333) exten => _0.,n,Set(CALLERID(name)=3333) exten => _0.,n,Dial(SIP/${EXTEN}@VE-AG1-1) exten => _0.,n,Congestion
電話発信番号には何も設定していないので、そのままダイヤルします。
なお、IG1同様にAG1もコールプログレス情報は上がってきません。Asteriskは発信した直後にNative Bridgeとなりインバンドでコールプログレス音が聞こえてきます。(?)
CallerID(name)の問題
(Yo'sの試した結果ですが、)着信時のCID(name)には"NewUser"、CID(num)には実番号が入っています。2行表示でCIDをnameとnumの両方表示する電話機の場合は問題になりませんが、1行表示でnameしか表示できない電話機の場合、ナンバーディスプレイの挙動に問題が残ります。 着信extenの頭で、CID(num)をCID(name)へ叩き込んでやると、解決します。
exten = 着信exten,1,set(CALLERID(name)=${CALLERID(num)})
これでいいのか?